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【速報】侍ジャパン18U フィリピンにコールド発進!!



タイ特有のスコールが降り始める中、初回に岸田行倫(報徳学園)の放った痛烈なピッチャー返しが侍ジャパンの口火を切った。「走者を置いたいいとこ ろで打順を回してくれたので打ててよかったです」。岸田は、4回に2番峯本匠(大阪桐蔭)のファウルが左モモに直撃するアクシデントがあったが、その後も 直訴して3安打の活躍でチームの好発進を呼び込んだ。

 

 

第 10回18Uアジア選手権大会がついに開幕した。日本代表の予選ラウンド初戦はグループ1のフィリピン戦。第1試合の終了後に行われた開会式には強い日差 しも出ていたタイ郊外のシリキット球場だったが、日本戦が行われた第2球場の上空には徐々に黒い雲が広がった。1回表のフィリピンの攻撃が始まる頃には大 粒の雨が降り始めた。

 

日本代表は今大会の柱と期待される高橋光成(前橋育英)が先発した。高橋広監督がもっとも重視する決勝トーナメント準決勝に向けての大事なマウンドで、力強いストレートで初回を三者凡退に抑えて攻撃に勢いをつけた。

 

その裏、日本代表が高橋の作った流れに乗った。1番の脇本直人(高崎健康福祉大学高崎)がフィリピン先発の変則サイドスロー・ディアラドの左を鋭く抜くセンター前ヒットで出塁すると、牽制悪送球で1死3塁となって冒頭の岸田のヒットで先取点を奪った。

 

初 回以降も順調にアウトを重ねた高橋は5回を投げて被安打2の無失点にまとめた。国際大会は昨年の18Uワールドカップで経験済みだが、独特のストライク ゾーンには今回も驚かされた。「(ストライクゾーンの範囲が)読めなかったです。日本の審判の方だと投げていけば分かってきますが、判定がその都度違って いました」。それでも、無失点に抑えたことで、「まずは良かったです」と安堵の表情を浮かべた。

 

相手のフィリピン代表チームは小柄な選手が 多く、この試合3失策とミスもあったが、元気よく声を出すチーム。日本代表の強烈な打球に体を張って前で止めてアウトにするシーンも何度かあったが、プ レースタイルは全体的にマイペースそのものだった。高橋広監督は「なかなか打席に入ってくれなかったですね。日本代表のスピード野球とリズムが合わなかっ た」と苦笑いした。

 

試合は初回に3点を先制した日本代表が攻撃の手を緩めず、5回を除く全イニングで得点を挙げて6回裏までに11点をつけ た。そして6回裏から登板した2番手の森田駿哉(富山商業)が7回表も3人で抑え、7回10点差以上の規定を満たした日本代表がコールドで初勝利を飾っ た。

 

高橋監督は日本代表の初勝利について「開会式も思っていたより長くて試合開始が遅れましたが、国際大会は色々あります。そんな中でまず は本来の野球ができました」という感触を得たことを強調した。明日9月2日も同じく第2球場で朝9時(日本時間11時)からスリランカ戦が控えているが、 「明日も自分たちの野球をやるだけです」と答え、国内合宿から掲げていた守備とスピードを生かした野球に意欲を燃やした。

試合を終えて宿舎に戻る選手たちの表情も自信に満ち、決勝トーナメント進出へ向けて勢いのつく勝利となった。

 

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