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NBAプレーオフ2015,ウエストファイナルの《ウォーリアーズvsロケッツ》おさえるべき3つの注目ポイント!



 

各シリーズとも下位シードが2勝1敗でリードし、番狂わせを匂わせまくっていた今季のプレーオフ第2ラウンドだが、終わってみれば昨年と同じく、イースト/ウェストのそれぞれ上位2チームがカンファレンスファイナルへと駒を進めることとなった。東西ともに1,2位シードがカンファレンス決勝に残った例は意外と少なく、過去30年では今回を含めて5回しかない(1986、2001、2005、2014、2015)

 

ウェスト決勝


ウォリアーズ(1)-ロケッツ(2)
日程 ホームコート
第1戦 5/19 ゴールデンステイト
第2戦 5/21 ゴールデンステイト
第3戦 5/23 ヒューストン
第4戦 5/25 ヒューストン
第5戦※ 5/27 ゴールデンステイト
第6戦※ 5/29 ヒューストン
第7戦※ 5/31 ゴールデンステイト
 ①戦歴

ウォリアーズ

シーズン成績: 67勝15敗

第1ラウンド: 8勝2敗(vs.ペリカンズ、グリズリーズ)
PO得点リーダー: ステファン・カリー(28.2得点)
ロケッツ

シーズン成績: 56勝26敗
第1ラウンド: 8勝4敗(vs.マブス、クリッパーズ)
PO得点リーダー: ジェイムス・ハーデン(26.7得点)
シーズン直接対決

 

ウォリアーズ4勝 – ロケッツ0勝
合計得点(4試合):ウォリアーズ(460点) – ロケッツ(399点)
レギュラーシーズンの直接対決は、平均15.25点の大差でウォリアーズが全勝。カンファレンスファイナルもウォリアーズ優勢との見方が圧倒的に強いが、ロケッツはどうもよくわからない。

 

クリッパーズとのセミファイナルでも、第4戦終了の時点で危篤状態かと思えば、ラスト3試合はまるで別チームのようなパフォーマンスで、シリーズ1勝3敗からまさかの逆転勝利。突然ジェイソン・テリーがクリス・ポールを効果的にガードし始めたり、ジョシュ・スミスが優秀なストレッチ4×プレーメーカーに変身したりと、ランダムなイベントが発生する。特に第6戦終盤のカムバックは、攻守ともにパーフェクトだった。

 

②誰が誰をマークするか!?

ロケッツにとって最大の課題の一つは、誰が誰をマークするか。特に誰がステファン・カリーをガードするかだ。CP3相手に予想以上の好ディフェンスをみせたジェイソン・テリーだが、半歩の遅れが命取りになるカリーとマッチアップするのはスピード的にもスタミナ的にもかなり厳しい。
リーチの長いトレバー・アリーザをカリーにぶつける手もあるが、そうするとテリーは誰につくのか。ハリソン・バーンズ?その場合、完全なミスマッチが生まれるだけでなく、ジェイムス・ハーデンがフルタイムでクレイ・トンプソンを追い掛け回さなければならなくなる。ロケッツとしては、ハーデンをディフェンスで消耗させるのは避けたいところだ。かといって、テリーにトンプソンを守らせるのも難しい。
ならば結局、テリーがカリーをガードするのがベストなのか?

 

▼カリー vs. ハーデン、1月21日

 

③歴史は繰り返すかも?

ちょうど20年前、ロケッツは1995年のプレーオフを最後まで勝ち抜き、2連覇を達成した。
その年のロケッツは、サンズとのWCセミファイナルで、1勝3敗のビハインドから3連勝を果たし逆転勝利。第5戦からロバート・オーリーの出場時間を大幅に増やしたことが、シリーズ好転の一因となった(第1~4戦は平均31分、第5~7戦は平均41分)。
続くカンファレンスファイナルでは、62勝20敗で成績リーグ首位、その年のMVPに選出されたデビッド・ロビンソン率いるスパーズと対戦。このシリーズでは、当時32歳だったアキーム・オラジュワンが、「俺こそがMVPだ」と言わんばかりの大奮闘でゲームを支配し、6試合で35.3得点、12.5リバウンド、5.0アシスト、4.2ブロック、FG成功率56%を平均する。ロケッツは4勝2敗でスパーズを下すと、そのままファイナルを制しチャンピオンに輝いた。

 

▼オラジュワン、1995ウエストファイナル第5戦

 

今季ロケッツは、1995年と似ている点が多い。

 

まず1995年と同じく、セミファイナルで1勝3敗の崖っぷちから逆転勝利。今季の場合は、第5戦からジョシュ・スミスをスタメン起用したことが好転の一因となった。さらに1995年と同じく、カンファレンスファイナルでは、成績リーグ首位、今季MVPのステファン・カリー率いるウォリアーズと対戦する。ただし1995年との大きな違いは、今季のウォリアーズが当時のスパーズよりも優秀なチームだということ。そして、ハーデンがオラジュワンじゃないところだ。

 

ウォリアーズはリーグ1,2を争う守備チームだ。実際に今季レギュラーシーズンのハーデンは、ウォリアーズ戦になると得点やフィールドゴール成功率がやや落ちているのが気になる。

 

▼ハーデンのレギュラーシーズンスタッツ

レギュラーシーズン 対GSW
得点 27.4 25.3
アシスト 7.0 5.3
リバウンド 5.7 5.5
FG% 44.0% 40.5%
3P% 37.5% 24.1%

 

レギュラーシーズンでのマッチアップを見る限り、ロケッツがウォリアーズの本拠地で勝利を挙げられそうな気配はない。とはいえ、レギュラーシーズンの対戦成績はあまりあてにならない上、4試合のうち2試合でドワイト・ハワードが不在だった。ハワードはディフェンス面で全盛期に近いパフォーマンスを取り戻しつつある。

 

カンファレンスファイナルは、ウォリアーズの4勝1敗と予想。ただロケッツがセミファイナル後半での集中力を持続できるなら、第7戦までもつれこんだとしても驚きじゃない。

 

 

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